就業規則は、会社と社員が互いに守らなければいけない約束事をまとめた契約書・ルールブックです。
社員に守ってもらいたい約束事は就業規則に漏れなく載せて、社長の悩みの原因を解消していきます。
会社が守れない約束事は最初から約束しないことで、問題発生の原因となる約束違いを作らないようにします。会社にはその会社にあったオリジナルの就業規則が必要です!
当事務所では、この考えを基本にして、社長が求める社員像もあわせてお話をお伺いし、オリジナルの『会社を守る就業規則』を作成しています。
就業規則は、会社と社員の間での約束事をまとめたルールブックです。会社で「社内規程、社員規程、服務規程、内規・・・」と呼ばれているものが就業規則に当たります。
会社と社員がお互いに就業規則を守ることで、適切な労務管理を実現し、トラブルを未然に防ぐことができます。
万一、トラブルが発生したとしても、企業リスクを考慮して作成した就業規則ならトラブルを最小限に止めることができます。
トラブルが発生した場合、就業規則に会社と社員がどのような約束事をしていたかで、解決の方法やその結果が違ってきます。
お堅いイメージの会社なのに新入社員のAさんがある日突然金髪に口ピアス。会社はAさんに注意しましたが、Aさんは「金髪、ピアスが社内規定にダメだとは書いてないし、それに表現の自由でしょ」と主張。どうしますか?
就業規則は会社と社員の約束事をまとめたルールブック=契約書であるということを意識すれば、会社は、社員に守って欲しい約束は漏れなく載せ、社員に対して守れない約束は最初からしないということになります。当たり前の話ですが・・・
会社と社員の信頼関係だけで労務処理が通用したのは昔の話となってしまいました。
サービス残業や未払賃金問題等の労使間のトラブルが経営者の皆様の耳にも入っていると思います。
「うちの会社には、そのような問題はおきない!」とお考えの方もいると思います。
しかし、近年は、労使の合意を基礎とした権利義務意識が高まっているのも事実です。
いざ、トラブルが発生した場合、備えをしていなければ会社にとって大きなリスクになる可能性があります。
会社側は、就業規則が社員との契約の内容(約束)になることを強く意識すべきです。
マスコミ等でよく話題になっている労務問題の大半はこの意識が十分でないことに起因しています。
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