宮城労働局は、宮城県内での東日本大震災の復旧・復興工事現場での労働災害について、2011年7月末現在の数字として死傷者数が97人に上り、労働局は急きょパトロールを始め、再発防止に乗り出しました。
宮城労働局によると、2011年7月末現在、災害復旧の現場で死者3人と負傷者94人が出ています。五つの労働基準監督署別では、仙台55人(うち死者2人)、石巻21人(同1人)、古川8人、大河原2人、瀬峰11人となっています。
事故の形態は、「落下事故」が最多で34人。次いで、重機などの「挟まれ、巻き込まれ」が14人、「転倒」が11人となっています。
死亡事例として、仙台市のビルで外壁補修中、組み立てていた足場の一部が落下し、地上にいたとび職男性(17)の頭部に直撃。
石巻市で寺の屋根瓦のふき替え作業をしていた男性(22)が屋根と足場の間から約5メートル下に転落、などがあります。
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